「にいがた就職氷河期世代しごとのお悩みサポートサイト 」では、就職・転職などに関するお役立ち情報の提供を行っています。本記事では、スキルアップを経て、未経験業種・職種に再就職した事例をご紹介しています！

■再就職活動データ

１．就職難の不安や焦りを「チャンス」として活用

そんな中、ハローワークでキャリアコンサルタントに相談すると、すぐに就職しなければとの考えから、一旦離れて、見方を変えてみましょう、との助言を受けました。

その後徐々に、「焦るだけで行動せずにいても時間は過ぎていくだけ。同じように時間が過ぎていくなら、何かを見つける為に行動してもいいのではないか。」と思える様になりました。また、「このピンチはチャンスなのではないか？」と前向きな気持ちが出てきました。

「どうせ同じ時間が過ぎていくなら、くよくよ落ち込んでばかりいるよりも、ワクワク楽しく過ごしたい！色々なことに挑戦したい！」という思いから、「焦って再就職先を探すよりも、将来のためにスキルアップをしてから再就職をしよう！」と、当初の自分には思いもつかない選択肢である、事務系の職業訓練に通うことを決めました。

すぐに再就職をするという選択もありましたが、元々わたしは前職を辞めるつもりがなかったため、「次に何をしたいか、どんな仕事に就きたいか」を全く考えていませんでした。

そのため、「次に何をしたいのか考える時間がほしい」「スキルアップをしたい」と思ったのも、職業訓練校に通うことを決めた理由のひとつです。

２．新たな環境での勉強や、様々な人との交流で
たくさんの学びが！

職業訓練でのスキルアップを通して、普通に再就職をしていたら得られなかった知識を習得できました。また、向上心・人間力の高い訓練生との多くの出会いから、「無駄なチャレンジなんてない！」と前向きになれました。

製造業の経験しかなかったわたしですが、最終的には、【事務、管理】で求人を探して応募し、運送業界の事務職へ就職が決まりました！

まとめ

もともとスキルアップを目的に職業訓練を受講しましたが、授業やハローワークでのキャリアコンサルティング（個別相談）を通して、視野を広げて仕事選びをすることができました。

その後、ハローワーク求人に応募し、今は運送業界で運行管理補助や整備管理をしています。単純作業ではなく、自分で優先順位を決めて仕事を進める必要があったり、後工程を考えて仕事の段取りや準備をする業務が多いです。私が、先を見越して行動することで、上司や運転者の負担が減り、スムーズに仕事が進みます。そういうことを自分なりに考えながらやる仕事に、とてもやりがいを感じています！

自身が未経験分野の場合、挑戦するのが怖いこともありますが、私は今回、「やってみたら、意外と自分に合っていた」「今まで知らなかったことを知ることができた」という気づきを得られました。このスキルアップは、自分の可能性を知る良い機会だったと思っています。

前職の経験に縛られて就職活動をしていたら、こういったやりがいを感じることもなかったかもしれないと思うと、職業訓練でスキルアップを図り、ハローワークでの個別相談（キャリアコンサルティング）で経歴の棚卸ができ、好きなこと・できることを発見して職種の選択範囲が広がったのは本当に良かったです。

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