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今回は、コロナ禍による業績悪化を受けて離職後、非正規の転職歴が多いながらも正社員を目指した事例を紹介します!
年代 |
40代 |
退職理由 | 業績悪化 |
活動期間 |
約4ヶ月 |
前職 | 製造業 / 製造・購買職 |
再就職先 | サービス業 / 事務職 |
1.コロナ禍による業績悪化で離職したものの、応募書類が書けず…
2年間、製造業で製造・購買担当として非正規で勤務していましたが、コロナ禍で仕事量が少なくなり、収入も激減…。このまま勤めていても収入が増える見込みもなかったことより、一旦退職し、安定した仕事への転職を目指すことにしました。
心機一転の就職活動、いざ応募書類を書こうと思っても、これまで非正規の仕事を転々としていたため、転職歴は多いものの、これといった経験や資格もない…。子どもがまだ小さいため残業はできないし、定期的な母親の通院付き添いがあるため、その日は休まなければならない…。
応募書類を書いていても、自分のマイナス面ばかりに目が行き、こんな自分を雇ってくれる会社なんてあるのだろうかと、気分が落ち込んでいきました。
2.具体的なアドバイスで応募書類が劇的に変わった!
ハローワークに併設されている、新潟労働局が委託・設置している「ジョブカフェ(新潟・長岡・上越)」という機関で、仕事探しの不安や疑問を個別にじっくり相談できることを知り、個別相談を受けてみることにしました。すると、1人では全く進まなかった応募書類の作成も、具体的なアドバイスをもらいながら徐々に進めることができました。
職務経歴書に書ききれないほどの転職歴だったため、仕事別にまとめて記入をしました。
また、1つ1つの仕事の期間が短い中でも、経験したことや学んだことを洗い出して整理してみると、自分の強みを分かりやすく伝えられる内容になりました
定期的な母親の通院付き添いなど、どうしても譲れないことは隠さずに記入してもよいと言われて、気持ちが楽になりました。「その代わり、たまに休んだとしても採用したいと思ってもらえるようなあなたの強みを書きましょう!」と、これまでの経験から一緒に強みを見つけてもらい、とても前向きになれました。
履歴書の志望動機欄は特に苦手で、自分で考えられるものは、どの求人の応募にも使えるような一般的なもの…。抽象的になってしまい伝わりにくいので、自己分析をした結果を付け加えて、どのように会社で活躍できるのかがわかるようにしました。
他にも写真の撮り方、添え状の作成方法、面接練習、礼状の作成方法など、細かく教えてもらうことができました。
3.「私でも働けそう!」と思えることができた
マイナス面ばかりだった応募書類が見違えるように変わり、自分でも働けそうな気がしてきて、ウキウキしながら家に帰りました。「こういう場合はどう書けばいいのか」という1つ1つの小さな不安を解決できたことや、採用担当者に響く自己のアピールポイントが知れたことも良かったと思います。
それまで、「正社員は難しいかもしれない」と思っていましたが、ジョブカフェのアドバイスで自分の強みが分かった結果、ハローワークで、正社員募集の紹介を受け、紹介先での面接でも、自信をもって、アピールポイントを伝えることが出来ました。今は、サービス業の事務職に決まり、大変な時もありますが楽しく働けています。
まとめ
ジョブカフェで、応募書類を作る過程で見つけてもらった「自分の強み」は、これまで当たり前のことと思っていましたが、働く上で役立つことだとわかってよかったです。また、その後のハローワークでは、記載内容に沿った企業紹介を受けることが出来ました。
最後に、これらの相談や活動で、私は今まで自分にあまり自信がなくて、自分のマイナス面ばかりに目が行っていたことに気が付きました。自分の弱みは認めつつも、よい面に、もっと目を向けていいんだと思うことができるようになり、自信がつき、日常や業務の中でも活かしています!
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